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カナダの日本人向けシェアハウスのメリットとデメリット
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カナダには日本人向けのシェアハウスや、日本人が多く住んでいる物件があります。「せっかくの海外生活なのに日本人と一緒に住むのはどうなの?」と思っていませんか?本記事では、そのような物件に住むことのメリットとデメリットを整理して紹介します!
日本人向けシェアハウスのメリット
日本人同士で生活することで、安心感や快適さが得られる魅力的なポイントがいくつかあります。
言葉の壁がない
英語にまだ自信がない場合でも、日本語でコミュニケーションが取れる環境は心強いです。ルームメイトとの会話には困らないので仲良くなりやすいです。また、契約やハウスルールの説明、生活に関するトラブルも日本語で対応してくれるため、安心して入居できます。
文化や生活習慣の違いが少なく快適
日本人同士で暮らすため、生活マナーや価値観が似ており、ストレスが少なく安心して過ごせます。例えば、音に配慮する習慣があったり、キッチンやバスルームなどの共有スペースの使い方についても暗黙の了解があったりするため、トラブルが少なくなる傾向があります。
日本語で情報共有や相談ができる
ルームメイトが日本人であれば、生活の情報交換がスムーズにできます。現地のおすすめスポットや役所での手続き、学校や仕事の悩み相談なども日本語ですぐに話せるため、特に渡航直後は大きな安心感につながります。
清潔で安全な環境になりやすい
日本人は一般的に清潔好きでルールを守る人が多いため、日本人向けシェアハウスは比較的きれいに保たれていることが多いです。また、防犯面や金銭面でも信頼しやすく、安心して生活できる環境が整っています。
寂しさを感じにくい
初めての海外生活では、言葉や文化の違いに孤独を感じやすいですが、同じような環境にいる日本人と励まし合えるのは大きなメリットです。
実際に私も職場で英語をたくさん使うからこそ、家では日本語を使える環境が良いと思い、日本人の方とシェアハウスをしたことがあります。日本人の方と住んで良かったと思うのは、やっぱり安心感です。仕事で疲れても家に帰るとまるで日本にいるかのような安心感を感じることができたので、私は日本人とシェアハウスをするのもいい選択だと思います!
日本人向けシェアハウスのデメリット
日本語環境の安心感がある反面、デメリットもいくつかあります。
英語を使う機会が少なくなる
日本語で通じてしまうため、日常生活で英語を話す機会が減ってしまいます。留学やワーキングホリデーで英語力を伸ばしたい人にとっては、この環境が成長の妨げになる可能性があります。
日本人コミュニティに閉じこもりがちになる
日本人と関わる時間が長くなるほど、日本人と過ごすのが「楽」になってしまいます。そのため、日本人同士の交流が中心になり、現地の人や他国の人との接点が少なくなりがちです。
国際的な交流がしにくい
上記と重なりますが、日本人との交流が中心になることで、カナダならではの文化や習慣に触れる機会を逃してしまうかもしれません。他国の文化や価値観に触れる機会が少なくなるため、せっかくの海外生活が「日本の延長」のようになってしまうことも。
英語環境への切り替えが難しくなる
日本語環境に慣れてしまうと、学校や職場で英語を使う際にスムーズに切り替えられなくなることがあります。英語習得を重視する場合は、意識的に英語を話す機会を増やす工夫が必要です。
やはりデメリットは、英語環境ではなくなることだと思います。英語力を上げるためにカナダに来た方はできるだけ避けたいことですよね。私が日本人の方とシェアハウスに住んでいたときは、今日覚えたフレーズや初めて聞いた単語などを教えあったり、今日あった出来事を英語で話したりして、英語力の維持、向上に取り組んでいました。ルームメイトとルールを決めて英語の習慣をつけるといいかもしれません!
日本人向けシェアハウスの探し方
日本人向けシェアハウスを探すには以下のサイトがオススメです。
- Life Assist Canada(ライフアシストカナダ)
- Vancity room
- Jpcanada
- e-Maple(イーメープル)
どのサイトも日本語のサイトのため、理解しやすく安心して使うことができます。ただ現地のサイトと比べて、掲載数は少ないです。
シェアハウスを選ぶ際のポイント
快適な生活を送るためには、物件選びのポイントを押さえることが重要です。
立地
物件の場所は、通学・通勤の利便性や日常生活の快適さに直結します。学校や職場へのアクセスの良さだけでなく、スーパーやドラッグストアが近くにあるか、治安が良いエリアかどうかを確認することが重要です。
家賃と費用の目安
最近は家賃が高くなってきているのが現状です。バンクーバーの個室の家賃平均は800〜1,000CADですが、郊外エリアだともう少し安く見つかるかもしれません。デポジット(保証金)は家賃の半月〜1ヶ月分が一般的です。また、基本的には光熱費やWi-Fiが家賃に含まれていることが多いですが、確認は必要です。
ルームメイトのプロフィール
誰と一緒に暮らすかは、シェアハウス生活の満足度を大きく左右します。学生向けの物件か社会人向けの物件か、男女比や年齢層、国籍の割合などを事前に確認すると安心です。
設備・ルールの確認
家具や家電の有無、キッチンやバスルームの設備、洗濯機やゴミ出しのルールなどを事前に確認し、入居後のトラブルを防ぎましょう。また、静粛時間や訪問者(ゲストやお泊まり)ルールなどの生活ルールも確認しておくことが重要です。
快適に暮らすためのコツ
シェアハウス生活を円滑にするために、意識しておくべきポイントを紹介します。
ルールを明確にする
入居後は、掃除やゴミ出しのルールをルームメイトと共有し、トラブルを未然に防ぎましょう。ルールが曖昧な場合は、話し合いの場を設けるのも良い方法です。
コミュニケーションを工夫する
円滑な共同生活には、日常的な挨拶や気遣いが重要です。何か問題があれば早めに話し合い、丁寧な言い方で伝えることで、良好な関係を維持できます。
清潔感を保つ(自分のスペース+共用エリア)
キッチンやバスルームなどの共用スペースは、使ったらすぐに掃除するのがマナーです。「来たときよりキレイに」を意識すると良いです。
適度な距離感を大切にする
仲良くなるのは素敵なことですが、無理に関わりすぎず、自分の時間も大切にしましょう。適度な距離感が快適な関係につながります。
まとめ
日本人向けシェアハウスは言語の壁を感じないため安心して住むことができるのが大きな魅力です。初めての海外生活に安心感を与えてくれる一方で、英語環境にどっぷり浸かりたい人には物足りないかもしれません。ご自身の目的に合わせて選ぶことが大切です。今回紹介した内容を参考に、自分に会ったお部屋探しを成功させましょう!
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