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カナダのシェアハウスあるある|よくあるトラブルと回避のコツ
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カナダでのシェアハウス生活は、日本の一人暮らしとは大きく異なる文化や習慣があります。特に、多国籍な環境やシェアならではのルールがあり、日本人にとっては驚きの連続かもしれません。
本記事では、「カナダ シェアハウス あるある」をテーマに、カナダでのシェア生活でよくある出来事や日常生活で起こりうるトラブルなどを紹介します。トラブルを回避するコツも一緒に紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
目次
1. カナダのシェアハウス生活でよくあること
① キッチンの使い方
シェアハウスでは、キッチンが共用となるため、食文化の違いによるトラブルが起こりやすいです。料理のスタイルが異なるため、日本人が驚くことも多いでしょう。
- 冷蔵庫に置いておる食材がなくなる
- 各自の食材が詰め込まれており、他人のものと間違えられる
- ラベルに名前を書いておかないと、勝手に食べられる
- 調味料が勝手に使われる
⇨ 【TIPS】自分の物には名前を書く。使う前には一声かけて欲しいとお願いする。
- キッチンが汚れやすい&掃除の当番制がうまく機能しない
- ルールを決めても守らない人がいて、結局きれい好きな人が掃除をする羽目になる
- フライパンや食器などに汚れが残っている
- 「シンクに汚れた皿を溜める派」と「すぐに洗う派」に分かれる
⇨ 【TIPS】最低限綺麗にして欲しいラインを伝える。伝えすいように日頃からコミュニケーションを大切にする。
② 使いたい時にバスルームが使えない
シェアハウスではバスルームを共有するため、人数が多いところでは朝や夜は混雑しがちです。またカナダではトイレとシャワーが一緒のユニットタイプが多いため、誰かがシャワーをしていると洗面台やトイレが使えません。
- 朝に混雑する
- 通勤・通学時間が同じだとバスルームを使いたくても使えないことも
- 朝にシャワーを浴びる人も多いため、床が濡れている
- 3人以上で1つのバスルームを共有する場合は渋滞が発生しやすい
⇨ 【TIPS】早起きするなど時間をずらして混雑しない時間に使用する。自分の部屋にバスルームがあるマスタールーム、または2人で共有する部屋に住む。
- シャワーは基本10〜15分以内がマナー
- 長時間のシャワーは避けるように言われることが多い
- お湯のタンクが小さい場合、長く使うと次の人が冷水シャワーを浴びる羽目なる
- 湯船に浸かる習慣がなくシャワーのみのため、冬場は特に辛い
⇨ 【TIPS】浴槽にお湯を溜めて使う方もいることにはいるので、どうしても浸かりたくなったら相談するのもあり!ただし、光熱費が高くなったり、お湯のタンクが小さい場合は他の方に影響もあるので、了承が必要。
③ 音問題の発生
シェアハウスでは、ルームメイトの生活スタイルによって音の問題が発生することがよくあります。
- ルームメイトによって音に対する感覚が違う
- 夜遅くに大音量で音楽をかける人がいる
- 夜に大きな声で友達と電話やビデオ通話をする
⇨ 【TIPS】少し音量を下げて欲しいと伝える。またはイヤホンやヘッドホンを使ってもらえないか聞く。
- 週末のパーティーが頻繁に開かれる
- 金曜・土曜の夜は、友人を呼んでパーティーするルームメイトがいることも
- パーティー好きなルームメイトがいると、予告なしにリビングがクラブ状態になることも
⇨ 【TIPS】家ではゆっくり過ごしたい!という方には「静かで落ち着いたシェアハウス」がオススメ。「パーティーや交流が盛んなシェアハウス」もあるので、自分に合ったシェアハウスを見つけるのがコツ。
④ ルームメイトとの文化の違い
シェアハウスでは、多国籍な環境のため文化の違いに驚くことが多いです。
- 家の中でも靴を履く人がいる
- 日本では室内で靴を脱ぐのが普通だが、カナダではその習慣がない人もいる
- 「土足OKの家」と「玄関で靴を脱ぐ家」があるため、事前の確認が必須
⇨ 【TIPS】土足で上がるタイプの家の場合はスリッパがあると便利。室内用、バスルーム用など分けて使うと◎
- 食文化の違いでキッチンが独特な香りに
- 多国籍なシェアハウスではスパイスを多用する料理が多く、日本人には強烈な匂いに感じることも
- インド系ルームメイトのカレー、アジア系ルームメイトの発酵食品の匂いなど、慣れるまで時間がかかる
⇨ 【TIPS】換気扇の使用をお願いする。徐々に慣れてくると思うので、お互いの食文化を尊重する。
⑤ 支払いトラブル
お金の管理もシェアハウス生活では大切なポイントです。
- 家賃や光熱費の支払い
- 誰がいつ払ったのか分からなくなる
- 使いすぎる人と節約したい人に分かれる
⇨ 【TIPS】領収書や振込履歴を保存しておく。自分たちで光熱費を支払う場合は明確なルールを決めておく。
- 消耗品の使用と購入
- トイレットペーパー、洗剤、ハンドソープ、ラップ、ゴミ袋などの消耗品をシェアする場合、金銭面の問題が発生
- シェアするものを使いすぎる人がいる。
⇨ 【TIPS】買うごとに割り勘をする、交代制で払う、1ヶ月ごとにまとめて計算して支払うなど購入時のルールを事前に決めておく。ルームメイトが消耗品を使いすぎる場合、一部の消耗品は“シェアしない”ことに切り替える。
快適に過ごすためのポイント
① 入居前にルール・条件をしっかり確認する
入居前の内見時にルームメイトの生活習慣やハウスルールを確認し、合わない場合は別の物件を検討する。
- バスルーム・キッチンの共用人数
- 清掃のルール(当番制 or 自由)
- 生活スタイルの違い(朝型・夜型)
② ルームメイトとの適度な距離感
ルームメイトとの関係は、無理に親しくなろうとせず、適度な距離を保つことが大切。仲良くなることは良いのですが、「仲良くなりすぎず、冷たすぎず」が理想的です。
- 会ったときは軽く挨拶(“Hey!” “Good morning!” だけでもOK)
- 物を使ったら元の場所に戻す
- 音に気をつける(特に夜間)
③ 文化の違いを受け入れて、柔軟に対応する
カナダではいろんな国の人と暮らすことも多いです。においや音、生活スタイルの違いに最初はびっくりするかもしれません。文化や習慣の違いを楽しむ姿勢で、柔軟に対応することが快適な共同生活の鍵です。
- 「違って当たり前」と思うこと
- 気になることは溜めずにやんわり伝える
💬やんわり注意する・お願いする英語フレーズ集💬
“Would you mind keeping your shower a bit shorter? I think others are waiting too.”
→「シャワー、もう少し短めにしてもらえると助かるかも。他の人も待ってるみたいで」
“Could we all try to clean up right after cooking? Just to keep it nice for everyone.”
→「料理のあとすぐ片付ける感じにしませんか?みんなが気持ちよく使えるし!」
“I got the detergent last time, maybe someone else can get it this time?”
→「前回洗剤買ったから、今度は誰かお願いしてもいいかな?」
“Hey! Sorry to bother you, but do you mind turning the volume down a bit?”
→「ごめんね、ちょっと音量下げてもらっても大丈夫?」
“Hey, I noticed my [〇〇] was used. Would you mind asking first next time?”
→「〇〇使われてたっぽいんだけど、今度から一言もらえるとうれしいな」
まとめ
カナダのシェアハウス生活では、日本とは異なる文化や習慣に驚くことが多いですが、事前にルールを確認し、適度な距離感を保てば快適に過ごすことができます。無理をしない範囲で、柔軟に対応できる姿勢を持つことが大切です。
食文化や生活習慣の違いを楽しみながら、ルームメイトと良好な関係を築いていきましょう!
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